@@@@@@@@@@@@ 日本共産党衆議院議員東海ブロック事務所ニュース @@@ @  ●●●●●    ●●     ●  ●     ●      ●   @ @    ●     ●  ●    ● ●     ● ●     ●   @ @    ●     ●  ●    ●●     ●   ●    ●   @ @    ●     ●  ●    ● ●    ●●●●●    ●   @ @    ●      ●●     ●  ●   ●   ●    ●   @ @======================================@ @           2006年 第36号 9月13日              @ @           編集・発行 日本共産党衆議院比例東海ブロック事務所  @ @              郵便番号460-0007 名古屋市中区新栄三丁目12番27号 @ @           電話052−264−0833 FAX264−0850 @ @           電子メール  tokaiblc@ma.nma.ne.jp          @ @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ ==INDEX=========================================================================  ●党国会議員団が、トヨタ自動車など産業・雇用実態の調査  ●井上議員、佐々木議員、瀬古元議員の活動紹介  ============================================================================== #@###################################################################   ●党国会議員団が、トヨタ自動車など産業・雇用実態の調査 ############################################################################@#   9月6日、7日、党国会議員団の「トヨタ自動車など産業・雇用実態調査」が行われ、 佐々木憲昭衆院議員、井上さとし参議院議員、塩川鉄也衆議院議員、高橋衆院議員、八田 ひろ子前参議院議員、瀬古由起子元衆院議員などが参加しました。 豊田労基署では、同署職員が、特定企業と結びついていた問題をただし、署長は、「調査 をきちんとする」「出身企業には担当させない」と回答。また、サービス残業について、 500件を調査したところ、「60%〜70%の違反率だった」と述べました。    生産現場の視察、調査 金属加工の中小企業訪問では、「仕事は増えているが収入はあまり増えていない」「材料 費が2割ぐらい上昇しているので、挟み撃ち状態になって利益は出ない」と述べていまし た。  部品メーカーの中小企業は、「仕事はあるが、単価が5年前に比べて2〜3割下がって いる」「不良品が出ると利益が吹っ飛んでしまう」と言っていました。 その後、愛知労働問題研究所・伊藤氏から、マスコミや研究者へのトヨタの対応、トヨタ 生産現場の変化、非正規雇用の実態などを聞き、懇談。 トヨタ党委員会メンバーと懇談し、生産現場の時間管理がいかに厳しい状況に追い込まれ ているか、過労死を生み出すような設計・生産の実態などについて説明を受けました。  下請企業・グループ企業の業者・労働者との懇談では、共通して春と秋、年二回の単価 引き下げで、ジワジワと締め上げ、安全のためというよりもコストダウンのための品質管 理を強化しているなど、リコール対策が真の対策になっていないこと、などが話されまし た。  生産ライン(堤工場)では、全労働者のうち期間工は3割、請負は7〜8%程度、派遣 は1%程度だということです。  生産ラインのスピードに追いつけず、問題が生じたときは、「ひもスイッチ」というの を引いて音楽をならすと、応援の労働者が来るという仕組みになっています。私たちが見 学したときは、恒常的に音楽が流れ、ひもスイッチが頻繁につかわれていることが分かり ました。――過密労働が、ここにもあらわれています。    会社幹部からも聴取 トヨタ自動車の幹部との懇談では、常務らから説明を受けたあと、この間、非正規従業員 が増えていること、大量のリコール発生について、その理由や対応策などについて質疑を おこないました。  正社員6万5千人のほかに、期間工が1万人から1万1千人、派遣労働者が8千人から 9千人になることが明らかになりました。  技術開発部門は、正社員1万人に対し、2千人が社外から応援に入り、そのうち約7割 の1400人が派遣労働者となっています  開発部門の職員なかにも派遣社員が増えており、それが、開発の技術水準に影響を与え ているのかも知れません。  このほか、愛知県庁でも、雇用・労働問題、県内経済の状況と税収の動向などについて、 詳しい説明を受け、質疑をおこないました。 #############################################################################@#  ●井上議員、佐々木議員、瀬古元議員の活動紹介 ###########################################################################@#   ○9月9日、井上議員は、党尾張南地区主催の「党を語る会」で訴えました。井上議員は、 志位委員長の韓国訪問と自民党の総裁候補の安倍氏の歴史観を対比しながら「戦前からの いっかんした歴史があるから、憲法を生かし、平和のアジア外交を切り開くことができる」 ことを第一に訴えました。 ○9月8日、瀬古元議員は、憲法9条を守る宣伝署名行動を行い、八田ひろ子前参院議員 や江上ひろゆき市議候補が訴えました。 ○10日、佐々木議員は、名古屋身体障害者福祉大会に来賓として出席しました。  注目されたのは、この大会で、障害者自立支援法にたいする厳しい批判が出され、「大 会宣言」では、「障害者福祉サービス利用にあたって導入された定率負担制度をめぐって は、各地で利用者の不安も広がっている」と書かれています。 ○9日、佐々木議員は、三重県伊勢市の日本共産党演説会で国政報告。安倍政権の誕生が ほぼ確実となっている情勢を受けて、新政権がどのような政策を打ち出すことになるか、 安倍氏の「政権構想」に関連して話をしました。